みなさん、こんにちは!
スマート写真塾のヨッシー先生です。
このサイトは
仕事や家庭生活をしながら
美しい思い出の写真を撮りたい。
そんな気持ちのカメラ初心者の方々が
楽しく上達できるために解説します。
はじめは誰でも初心者です!
私が初心者だった過去を思い出して
カメラ初心者に起こりやすい対処に困る
トラブルについて書いていきます。
最近自分のカメラが使いにくいと感じる方いませんか?
たとえばこんな症状の経験がありませんか。
・画面の明暗が激しく変化しすぎる
・何を撮っても明るすぎて白っぽい
・露出補正の量が多すぎて大変
このような現象が多発すると
自分は相当ヘタだなぁ、と思ったり、
一眼カメラは難しすぎる、と感じて
だんだんカメラを使わなくなるかも。
その原因が「測光モード」の設定が違う
これに気が付いていない場合があるんです。
測光モードを間違っていませんか?
一眼レフ、ミラーレスには上のように3つの測光モードがあるのです。
(機種によってはもっと細かく分かれる物もある)
各メーカーでマークは統一されていますが呼び方が少し違います。
測光とは何か?
被写体の明るさを計測することです。光を測る、なので測光(そっこう)カメラに内蔵されたセンサーが計測します。
プログラムオート等では適切な明るさになるように「絞り」「シャッタースピード」「ISO感度」を自動で設定します。
カメラが考えた明るさを提示してくれる重要な機能です。
この自動でカメラが明暗を決める機能を「AE」と呼びます。
英語でAuto Exposure(自動露出)
測光方式には異なる撮影状況によって使い分けるため3つのモードがあります。
初心者の方が使うべき測光モード
上の表記はニコンの呼び方です。
多分割測光とも言われています。
その他各メーカーの呼び名は以下のようになっています。
・評価測光(キャノン)
・マルチ測光(SONY)
・デジタルEPS測光(オリンパス)
画面全体を細かく分割して光と色の情報を平均的に測り、明るい所と暗い所のバランスをとる測光モード。
初心者の方の大半の撮影がこのモードになります。
カメラ購入時の状態では必ずこの多分割測光になっています。
このモードになっていれば全体的に明るさのバランスよく美しく撮れます。
記事の最初の白っぽい風景写真もマルチパターン測光にすれば適切な明るさになります。
しかし何かの拍子に間違って他のモードに設定すると明るさがコロコロ変わり、画面の明暗の差が激しくなります。
ですから初心者の方はこのマークをきちんと確認しましょう。
後の2つのモードはいつ使うのか?
非常に撮りにくい、壊れたのか?と思う時はこのスポット測光になっている時です。
このモードはピントを合わせるフォーカスポイント周辺だけを計測して非常に狭い範囲で明るさを決めます。
写真の中の主役だけにキチンと明るさを合わせたい、そんな時に使うモードです。
フォーカスポイントが動くと計測値も変わり画面内の明暗が大きく変わります。
画面内の他の部分の明るさを全く考慮せず、ピンポイントで測光するのです。
この測光モードは少しフォーカスポイントが動くだけで極端に明暗が入れ替わります。
激しい照明の明暗差のある場面、逆光の時に使われるモードといえます。
このモードは画面の中央部分を重点的に測光します。
フォーカスポイントが画面のどこにあるか関係ありません。
中央から離れるほど少しずつ露出計の敏感度が下がります。
画面の真ん中に主役を大きく配置する場合に使われます。
この記事のまとめ
測光モードは一眼レフ、ミラーレスの重要な機能です。
プログラムオート等で自動露出をしてカメラマンを助けてくれます。
初心者の方はマルチパターン測光の設定を確認して楽しく撮影しましょう。
その他の測光モードはいつか必要な時に使うものと覚えておきましょう。
これからも初心者の方々の目線でカメラ技術の上達のための記事を投稿します。
今後も少しずつ更新を続けますので当ブログをよろしくお願いいたします。