由緒あるお寺の初夏の風景を撮影しました。
本堂の廊下の向こう側にある五重の塔と美しい新緑。
この写真では五重の塔は少し屋根が見えるだけです。
周辺部の暗い部分が多すぎるように見えるでしょうか。
なぜ、このような表現としたのでしょう?
全部見せるとこんな感じ
素晴らしい五重塔ですね。美しい形です。
普通に五重塔を主役にする写真はこのタイプが多いです。
しかし一歩進んだ写真表現をしたいのならばチラリズムです。
脱初心者のためにチラリズムを積極的に使おう
一部分だけを見せることで全体像を想像させる。
どんな美しい建物だろうかとワクワクさせる。
それがチラリズムです。
カメラの扱いに慣れてきた初心者の方々は撮影内容がマンネリ化してきます。
それでカメラを斜めに傾けたり、ホワイトバランスを変えたり、いろいろ試しますね。
しかし写真表現で最も強烈な変化は構図の変化です。
カメラを構える場所を変えて、歩いて距離を変えます。
今回の2枚の写真の撮影位置は10m以上離れています。
違った雰囲気にしたければ自分が動きましょう。
上級テクニックですが、やりがいありますよ!
このブログではカメラ初心者の方々が楽しみながら上達できる情報をお伝えしていきます。
1台のカメラで人生を変える、そんなブログにします。
これからもよろしくお願いします。